『わたし、定時で帰ります』実際にできている人はどのくらい?

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『わたし、定時で帰ります』実際にできている人はどのくらい?
「長時間労働」、「サービス残業」、その先に起こりうるかもしれない「過労死」。TBS火曜ドラマ『わたし、定時で帰ります。』でもあらためて話題になりましたが、ドラマは「残業問題」を切り口として“ライフワーク・バランス”のあり方について描いていました。
現代社会が抱える、曲がった仕事観や恋愛・結婚観、人間関係、ブラック企業問題、孤独死などの身近にある様々な社会問題を考え直し、「何のために働くのか?」「自分を大切にすること」「仲間を大切にすること」などの生きる上で大切なメッセージを伝えています。
.answer は、全国の20~39歳男女(正社員)400名に働き方についてアンケート調査を実施しました。

定時退社、意外と7割も?

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まず最初に「あなたは定時で帰れていますか。」と聞いたところ、約7割が「とてもあてはまる」「ややあてはまる」という結果が出ました。予想外に多いと感じましたが、これは2019年4月1日より「働き方関連法」が施行されましたおかげでしょうか。

残業削減に必要なのは・・・

~以下、前問で「とてもあてはまる」と答えた方にお聞きしました。~

「あなたの職場で、定時で帰っている人はどのくらいいますか」と尋ねたところ、68%「よくいる」、24%「ややいる」と、なんと定時で帰っている人の周囲も9割が定時で帰っていることが判明しました。
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そこで、「定時で帰っている人の仕事の生産性は高いと思いますか。」とたずねると、「とても高い」「やや高い」の合計88%が効率的に仕事をこなしているとの結果が。
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やはり定時に帰るためには、仕事の優先順位を付けたり、集中することが求められるんですね。

また「残業時間が減少した理由を教えてください。(複数回答可) 」ときいてみると、以下のようなランキングになりました。
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やはり、組織での強制的な残業規制や設備投資が必須ですね…!

定時で帰ると人生が変わる?

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最後に「ライフ・ワークバランスは取れていますか。」と聞くと、90%が「とても思う」「やや思う」とバランスのとれた生活をしていることがわかりました。

まとめ

昨今問題になっている「働き方」についての調査でした。今回は、「定時で帰ること」に焦点を当てましたが、仕事が生きがいで休日返上も辞さない派もいれば、仕事への思い入れがとくにないプライベート優先のタイプもいたりと、さまざまな価値観を持った人が集まって働いているのが会社だと思います。仕事への向き合い方に正解はなく、その人にとって心から満足のいく人生であればいいのではないでしょうか。ドラマと合わせて、仕事と人生の双方について少しでも考えるきっかけになればと思います。
【調査概要】
調査内容:働き方に関する実態調査
調査主体:.answer
調査方法:インターネット調査
調査対象:全国20~39歳/正社員/男女
サンプル:400ss
調査期間:2019年6月21日~24日