テレワーク中の機密情報漏洩を「意識している」という人は88.8%!?テレワーク時代の意識が明らかに。

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テレワーク中の機密情報漏洩を「意識している」という人は88.8%!?テレワーク時代の意識が明らかに。
新型コロナウイルスの収束目途がなかなか立たない中で、世のビジネスマンにとってテレワークはすっかり日常の一部として定着しつつあるのではないでしょうか。

そこで、Sky株式会社は、全国の会社員を対象に「テレワークに関する意識調査」を実施しました。
(Sky株式会社 2020年度「テレワークに関する意識調査」 調べ)

コロナ禍における会社員のリモートワーク事情を徹底的に分析していきます!

社外でのテレワーク業務において情報漏洩のリスクを意識している人は約9割!

管理職、一般社員共に機密情報漏洩リスクに対して「意識している」と回答した人は8割以上!

多くの会社員が社外でテレワークをする際には情報漏洩のリスクに気を配っていることが分かりました。
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一方で、社外ネットワークを使用する際に不安を感じるかという質問では、管理職・一般社員共に「不安を感じる」という人は5割未満という結果に。

一般社員で不安を感じるという人は約半数(49.5%)で管理職と比較して4.5ポイント高く、一般社員の方が高いセキュリティ意識を持っていることが分かりました。
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テレワークを実施する上で導入すべきシステムに、管理職の88.5%が「セキュリティシステム」と回答!

テレワークの課題について、管理職も一般社員も「セキュリティ」と回答した人は2割程度だったものの、管理職の方が導入すべきと考えるシステムはセキュリティシステムが88.5%と勤怠管理システム(50.5%)やオンライン会議システム(61.5%)を抑え最も多い結果となりました!
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テレワーク中の勤怠管理における課題は、チーム内業務の不透明感!?

勤怠管理の課題感は管理職の方の約7割(69.5%)が感じていることが発覚!

具体的な要因としては「個々の業務量が見えづらかった(45.3%)」「仕事をしているのか分からないことがあった(42.4%)」「人による労働時間の差が発生していた(38.8%)」等チーム内での業務の不透明感が大半を占めました。
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時間外労働の長期化、原因は出勤がないことによるメリハリのつけづらさ!

テレワーク中には2割の方が時間外労働が増えたと回答し、その原因は管理職も一般社員も同様に「出勤がないことによるメリハリの付けづらさ」と回答した方が約6割(58.2%)いることが分かりました!

その次に、一般社員は「気の緩みによる集中力の低下」との回答が多く、勤務時間中に集中できない時間があったと回答し、テレワークによって発生した、集中できない時間は一週間で計15.5時間以上であることも分かりました。

管理職では、「業務量が見えないことによる業務過多」と管理の面で負担が増加したとの回答も確認できました。

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テレワークを継続するために、労働時間を見える化や業務管理ツールの導入の必要性を感じる管理職は8割以上(82.0%)に上りました!

また導入を行うことで生産が上がると考える一般社員も7割以上(74.5%)いることが分かりました。

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まとめ

いかがでしたか?

今回の調査では、会社に出勤しないテレワークだからこそ起こる様々な課題、またそれに対してビジネスパーソンがどう思っているかが浮き彫りになりました。

セキュリティ面では、全体の8割以上が情報漏洩リスクを意識しているなど、会社員たちはテレワークが増えたなかで高い管理意識を持って仕事に臨んでいるようです。

一方で、労務面では、管理職の多くが勤怠管理に課題感を抱えていることも明らかになったことで、ニューノーマルな時代に適した労務管理方法が求められそうです。


【調査概要】
調査方法:インターネット調査
調査時期:2020年8月実施
調査対象:全国の20~60代、一般社員(200名)・管理職(200名):合計400名

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