withコロナの新しい生き方。働く女性の9割が今後のキャリアやスキルアップの意向が高まったと回答
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全世界的な新型コロナウイルスの流行により、日本でも全国規模での緊急事態宣言が発令されるなど予断を許さない状況が続いております。また、コロナにより世界的な経済の停滞も起きており、立場を超えて自身の今後の身の処し方を考え直している方も多いかと思います。
そこで今回は、she株式会社20代〜50代の働く女性を対象におこなった「新型コロナによる働き方への影響調査」を結果をお届けします。
そこで今回は、she株式会社20代〜50代の働く女性を対象におこなった「新型コロナによる働き方への影響調査」を結果をお届けします。
経済面の不安が増えたという声が多数、収入が減った人も
新型コロナによる影響から「経済面に関する目先の不安が増えた」と答えた女性は75%、16%が収入が「減った」と回答しました。
また、自由回答では以下のような不安の声が集まりました。
・サロン業務のため、イタリアのように外出禁止になった場合、お店の廃業の可能性もある。
・外資系航空会社なので、このまま長い間フライトが復活しなければ解雇もあり得ると思う。
・外出規制などになって収入が全くなくなってしまったら、予定していた支払いなどの見通しが立ちにくくて不安。
・担当するイベント、展覧会が軒並みキャンセルされ見通しが立たない。
・いつクビにされるか不安です。また患者さんと触れ合うことで、感染リスクが上がるので、ITやテレワークができる仕事が羨ましく思います。
・派遣の時給なので、就業先に行かないとお給料が発生しないため、会社で全面テレワークやロックダウンをされると収入がなくなります。
・今の会社の体質の古さ(コロナでもめげずに出勤させる風潮)に不信感を抱き、今の会社のままでは自分を蝕んでいくように感じた。
・サロン業務のため、イタリアのように外出禁止になった場合、お店の廃業の可能性もある。
・外資系航空会社なので、このまま長い間フライトが復活しなければ解雇もあり得ると思う。
・外出規制などになって収入が全くなくなってしまったら、予定していた支払いなどの見通しが立ちにくくて不安。
・担当するイベント、展覧会が軒並みキャンセルされ見通しが立たない。
・いつクビにされるか不安です。また患者さんと触れ合うことで、感染リスクが上がるので、ITやテレワークができる仕事が羨ましく思います。
・派遣の時給なので、就業先に行かないとお給料が発生しないため、会社で全面テレワークやロックダウンをされると収入がなくなります。
・今の会社の体質の古さ(コロナでもめげずに出勤させる風潮)に不信感を抱き、今の会社のままでは自分を蝕んでいくように感じた。
今後のキャリアの考え方に新しい変化も
キャリアへの価値観の変化としては、調査対象者の7割が正社員という雇用形態にも関わらず、「大企業に属している方が安心だと思った」に対して「企業に依存しない生き方を身につけたいと思った」という選択肢に約2倍の人々が「非常にそう思う」と回答。
また、約9割(89.1%)もの女性が、「今後の中期的な生き方やキャリアを考え直したい」と答え、自由回答では「これまでの常識が一気に変わる」など、未曾有な事態をどのように捉えていくかに言及されているものが目立ちました。
リモートワークが可能な職種や副業への興味が増加
新型コロナの影響により新しく興味・関心が湧いた内容としては、「リモートワークできる職種」「スキルアップ」「自給自足」「投資、不動産などの不労所得」「政治への意識」など多岐に渡り、なかでも82%が「副業を始めたくなった」と回答。
副業の意向が高まった理由としては、「フリーランスを目指していたが独立が怖くなった」という考えと、一方で「企業に属していても災害は想定できず安心できない」という2つの懸念から、「本業に加えて、不測な事態に影響を受けない仕事とで複数の収入源にしたい」「副業をするのであれば、本業がだめになった場合に影響のない分野のスキルを持っておくことが安心だと感じた」など、複数軸でのキャリア計画を検討する考え方が増加していることが伺えます。
自己投資/スキルアップへの意志が高まる傾向に
刻一刻と様相が変わる日々のなかで85%が「今回のコロナウィルスによる影響を踏まえて、転職、あるいは個人のキャリアアップ・スキルアップの意向が高まった」と回答しました。また、新しく興味・関心が湧いたこととして「自己投資の時間を増やしたい」が1位に。このことから、先が見えない漠然とした不安の中でも、外出自粛などから派生した「今」しかない時間をスキルアップや自己学習に充てる意志が強く見られました。
まとめ
今回の調査結果から、現下の社会情勢が今後のキャリア形成に大きな転換期をもたらすであろうことを実感させ、多くの女性たちの、自身の仕事ひいては生き方について考え直す姿勢が感じ取れました。
コロナ収束後も、「もとの日常に戻る」と考えるのではなく、「新しい日常」をいかにより良く形作っていくのか、家にいることも多い今、あらためて各人が考え直す時期に来ているのかもしてません。
コロナ収束後も、「もとの日常に戻る」と考えるのではなく、「新しい日常」をいかにより良く形作っていくのか、家にいることも多い今、あらためて各人が考え直す時期に来ているのかもしてません。
調査対象:20~40代の働く女性
【雇用形態内訳:正社員・職員 72.8%/ 派遣・嘱託・契約社員 13.0%/ パート・アルバイト 5.9% / 自営業 5.5% / その他2.8% 】
調査期間:2020年3月27日(金)~3月31日(火)
回答者数:N=184
調査内容分析:株式会社SHE
※調査結果は小数点以下第2位を四捨五入しています。
【雇用形態内訳:正社員・職員 72.8%/ 派遣・嘱託・契約社員 13.0%/ パート・アルバイト 5.9% / 自営業 5.5% / その他2.8% 】
調査期間:2020年3月27日(金)~3月31日(火)
回答者数:N=184
調査内容分析:株式会社SHE
※調査結果は小数点以下第2位を四捨五入しています。