実は6割以上の人が発症している「6月病」とは?その対処法も

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実は6割以上の人が発症している「6月病」とは?その対処法も
目覚めにカーテンを開けてもスッキリしない梅雨空のこの時期。「仕事行くのは少しつらいな」思わずそんな思いに駆られてしまう人も少なくないと思います。憂鬱な気分にとらわれているのは自分だけ?と思ってしまっている方に朗報です!
実は、多くの人が5、6月の時期に、1年を通じて最も「やる気が出ない」と感じていることが明らかに。今回は、そんな「6月病」に関するアンケート結果(株式会社アックスコンサルティング調べ)をお伝えいたします。

「仕事中にやる気がでない」のは5月・ 6月が圧倒的上位に

「年間を通して仕事中に「やる気がでない」「倦怠感」「身体の疲労」を感じる時期はいつですか?」という質問をしたところ、5月と回答した人が最も多く全体の「16%」、次いで6月と回答した人「15%」と春から夏にかけて、仕事中に「やる気がでない」と感じる人が多いという結果になりました。
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さらに「6月に「仕事中にやる気がでない」と感じることはありますか?」という6月に限った質問では「ある」(61.6%)と回答した人が約6割に上り、半数以上の人は仕事中にやる気が出ないことがあることがわかりました。

5月病ならぬ「6月病」が発症中??

「6月に仕事中やる気がでない」と回答した方は、どんな理由でやる気ができないと感じるのでしょうか。

最も多かった回答は「身体の疲労が溜まっているから」(23.3%)という結果に。
他にも「雨が降っている日が多いから」(22.3%)や「6月は祝日がないから」(13.8%)と6月ならではの理由も大きな要因のようです。
不安定な天候や連休の少なさが仕事中のやる気が出ない「6月病」へと繋がっていることが推測されます。
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寝起きにやる気がないと感じる人は約4割

それでは、「6月に仕事中にやる気がでない」と回答した方に、どんな時にやる気ができないと感じるか伺ったところ、「朝起きてすぐ」(39.1%)という回答が最も多く、次いで「通勤中の電車やバスの中」(21.6%)、「朝会社で自分の席に着いた時」(19.3%)と朝の時間帯にやる気が出ないと感じる方が多い傾向があることが分かりました。
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1日の始まりである朝の天候と「6月に仕事中にやる気がでない」理由も関係していることが、推測できます。

「仕事中にやる気がでない」と思った時の対策法は?

では仕事中にやる気が出ない時、どのような対策をしている方が多いのでしょうか。フリー回答で質問したところ、「コーヒーなどの飲み物を飲む」「ストレッチをする」「席を立つ」「他のことを考える」等オフィスの中で行える小さなアクションをきっかけに気持ちを切り替えている人が多いことがわかりました。

一方、仕事以外のプライベートな時間では「何もしない」「とにかく寝る」と休息に時間を当てている方や、「趣味を充実させる」「美味しいものを食べる」と気持ちを前向きにするという声が上がりました。

まとめ

これまで憂鬱な季節と言えば5月が定番でしたが、実は6月もそれに負けず劣らず「やる気の出ない」時期であることが分かりました。
連休や晴れの日も少なく気落ちしてしまうこともあるかもしれませんが、みんな同じ気持ちで頑張っていると思えたら、少しは気が楽になるかもしれませんね。
【調査概要】
調査内容:6月病に関する調査
調査主体:株式会社アックスコンサルティング
調査方法:インターネット調査
調査対象:20 代から 60 代の男⼥
サンプル: 603 ss
調査期間:2019 年 6月 18日〜 2019 年 6 月 20 日