エアコン戦争勃発?男女間でこんなに違う体感温度差

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エアコン戦争勃発?男女間でこんなに違う体感温度差
梅雨のためスッキリしない天候が続くこの頃ですが、じわじわと気温も上がり、いよいよ夏本番といった気候になってきました。
暑さ対策として、すでにご自宅や職場でもエアコンの利用を始めている方も多いかと思いますが、人によって暑さ寒さの感じ方も異なるため、
エアコンの温度設定で不満を感じている人も多いかと思います。
そこで、今回は男女間のエアコン利用時の意識についての調査結果をお伝えします。

快適ではない温度がオフィスワーカーに与える影響

夏場のオフィスの温度について聞いたところ全体の54.0%が夏場のオフィスの温度を快適だと「感じることはない」と回答。さらに、快適な温度ではないので「仕事の効率が下がる」と感じたことがある人も全体の55.5%と過半数を超えました。
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男女別に見てみると、夏場のオフィスの温度を「快適だと感じない」と回答した人でその理由を男性の72.1%が「暑い」と回答。その一方で女性の49.7%、特に20代~30代の女性の過半数は「寒い」と回答しており、男女での体感温度差が明らかとなりました。
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8割近くの夫婦(カップル)が体感温度差を感じている

続いて、既婚者(パートナーがいる人)を対象に、家庭での快適な温度を聞いたところ、男性は1位「25~27度」(51.0%)、2位「22~24度」(25.0%)、3位「28~30度」(17.0%)に対し、女性は1位「25~27度」(56.3%)、2位「28~30度」(23.0%)、3位「22~24度」(17.3%)となり、男性は低め、女性は高めの温度を快適と感じているようです。また77.9%が夫婦(パートナー)と体感温度差を感じることがあると回答しています。
さらに体感温度差やエアコンの設定温度が原因で、 言い合いや喧嘩になってしまった人は30.7%という結果になり、夏場は3組に1組の夫婦(カップル)が温度設定を原因に喧嘩になってしまっている実態があるようです。
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体感温度差が原因で最もモメるのは、あの時間

夫婦(パートナー)間で温度設定でモメた場面TOP3は、「就寝時」57.0%、「家でゆっくりしている時」56.1%、「お風呂上り」19.3%という結果に。やはり長時間、同室にいる時に、体感温度差が気になる傾向があるようです。
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温度設定でモメた際の解決策は

それでは、温度設定でモメた際にはどのような解決策が望ましいのでしょうか。
全体の64.0%の人が、夏場のエアコン設定温度でモメた際の解決策として、「暑いと感じている方」が対策するのが理想と回答しています。そのやり方としては、「団扇や扇風機などで個別に涼をとる」で34.3%が理想的だと思うと回答しました。
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涼をとる暑さ対策アイテムに求めること

最後に、涼をとる暑さ対策アイテムに求めることについてもきいたところ、
「冷え過ぎず、やさしい涼しさである」58.7%、「省エネである」44.8%、という結果になりました。
エアコン利用時には電気代が節約できるのはもちろんですが、涼しさの具合として、「やさしい涼しさ」が最も求められていることが明らかになりました。厳しい暑さの中、からだに負担をかけない対策が求められているのかもしれません。
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まとめ

今回は男女間のエアコン利用について調査してみました。自分が快適だと思っていても、他の人にとっては不快な温度設定になっているかも実態が分かりました。今年の夏は、職場でも自宅でも、同じ空間にいる人の気持ちに寄り添いながら、譲り合いの精神でエアコン利用を心がけていきたいものですね。
≪調査概要≫
調査内容:夏場のエアコン温度の男女差に関する調査
調査主体:ショップジャパン「ここひえ」(株式会社オークローンマーケティング)
調査方法:インターネット調査
調査対象:全国20~50歳の男女
サンプル:600ss
調査期間:2019年5月