改元にリセット効果あり ~平成から令和の意識調査~

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改元にリセット効果あり ~平成から令和の意識調査~
30年間の歴史に幕を閉じ、2019年5月1日に日本の元号が「平成」から「令和」へと変わりました。天皇の退位に伴う改元は憲政史上初ということもあり街中はお祭りムードで賑わいを見せていましたが、いかがお過ごしだったでしょうか。今回はそんな、「平成・令和」の元号の切り替わりに着目した調査結果レポートをお伝えします!

改元によって3割の人が気持ちを切り替えた??

まず始めに、「あなたは、元号が変わったことで、どのくらい気持ちが一新されましたか」という質問では、「とても一新された」(6.0%)、「やや一新された」(28.0%)と、約3割の人が令和になったことで気持ちを一新したという結果になりました。しかし、約7割の人には影響が少なかったということで、年次の途中である5月での改元ということもあり気持ちの切り替えに今一つ寄与できなかったことが伺えます。
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改元のタイミングでリセットしたもの

次に、「あなたが、元号が変わるタイミングでリセットしたものをお答えください」という質問では、第1位「所有物(断捨離)」(4.8%)という結果になりました。また、驚くべきことに、第2位「家族関係」(2.6%)、第3位「交友関係」「借金」(2.0%)と、令和に移行する上で大きな区切りをつけられた方も見受けられます。この令和の時代が、その方々にとっても良い時代になることを願っています…。
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平成の満足度・令和の期待度

最後に、「平成時代を振り返って、あなたの人生の満足度を100点満点でお答えください。また、令和時代の期待度もお答えください」という質問では、平成の満足度として平均61.4点、令和の期待度として68.4点という結果が得られました。年齢別で見ると、令和の期待度に関して20代の平均は64.4点であるのに対し、60代の平均点は76.7点でした。若年層の数値が低い理由としては、高齢化の影響が及ぶ社会保障に対する懸念などがあるのでしょうか。
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まとめ

ここまで、平成と令和に関する調査結果レポートをお届けしました。いかがだったでしょうか。2020年に開催される東京オリンピックをはじめ、令和時代にはさらなる日本の発展が期待されますね。新たな区切りを迎えたことを胸に、私も早く「平成31年」と書いてしまう癖を治したいと思うばかりです。
【調査概要】
調査内容:平成・令和に関する意識調査
調査主体:.answer
調査方法:インターネット調査
調査対象:全国の20~60代 男女男性300人/女性300人
サンプル:600ss
調査期間:2019年5月1日~5月7日