お盆に関する意識調査 「何もしたくない」3割以上も

SOCIAL
お盆に関する意識調査 「何もしたくない」3割以上も
今年もまもなくお盆の季節がやってきます。皆さんはお盆といえば、何を思い浮かべ、どんなことをされますか。今回は、仏事関連総合サービスの株式会社メモリアルアートの大野屋が、全国 10代以上の男女に対して実施した「お盆」に関する意識調査の結果をまとめています。

お盆の時期を知っている人は約9割

ず、お盆がいつか知っているかどうか聞いたところ、「知っている」と答えた人は全体の57%で、「何となく知っている」(30%)と合わせると全体の87%を占めました。
 (2436)

お盆の概念が一般に広く浸透していることが伺えます。

続いて、今年のお盆に帰省をするかどうか聞いたところ、「帰省する予定がある」と答えた人は18%、「帰省したいがまだ決めていない」と答えた人は13%、「帰省するつもりはない」と答えた人は28%となりました。
 「家族と同居しており帰省する場所がない」と答えた41%の人を除くと、帰省を検討している人の合計は31%となり、帰省するつもりがない人の28%をわずかに上回る結果となりました。
 (2438)

お盆のイメージは?

次に、お盆と聞いてイメージすることを聞いたところ、「お墓参り」が55%で最も多く、次いで「夏休み」が36%、「盆踊り」29%、「帰省」23%、「夏祭り」20%、「レジャー」12%という結果となりました。
 (2441)

お盆でやることランキング

これまでにしたことがあるお盆行事についても聞いたところ、
「お墓参りに行く」が最も多く63%、次いで「仏壇/位牌/遺影の前にお供え物をする」が26%となりました。

一方で、これまで、お盆行事として「何もしていない」と回答した人が24%もいました。
3割程度の人はお盆だからといって、特別な行動をしているわけではない実態も明らかとなりました。
 (2444)

お盆行事で今後したいことは?

また、お盆行事で今後したいことについても聞いたところ、「お墓参りに行く」が50%で最多、「仏壇/位牌/遺影の前にお供え物をする」が14%、「お盆にちなんだ家族や親戚の集まりに参加する」が8%、と続いています。
一方で、ここでも「何もしたくない」と回答した人は35%と3割以上の結果に。
せっかくの休みの時期には何もせずに骨休みしていたい、という人が一定数いることも頷けますね。
 (2452)

まとめ

お盆は祖先を祭る風習として日本古来より受け継がれている歴史ある風習です。
今回の調査では、今年のお盆に全体の3割の人が帰省を考えているという結果が出ました。
「お墓参りをしたい」と思いながらも普段なかなか行く機会を持てない人は、
この機会に家族集まってお墓掃除をしたり、仏壇のお掃除をしたりしながら、
ご先祖様に想いを馳せてみるのも一案かもしれません。
【調査概要】
調査内容:お盆に関する調査
調査主体:株式会社メモリアルアート
調査方法:インターネット調査
調査対象:全国10代以上の男女   
サンプル: 4,046ss
調査期間:2019年5月31日~2019年6月17日