現役インフルエンサーの7割以上がステマ投稿の経験あり!?PR投稿に関する意識調査

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現役インフルエンサーの7割以上がステマ投稿の経験あり!?PR投稿に関する意識調査
ステマという言葉を知っていますか?

ステマは「ステルスマーケティング」の略であり、
企業から「この商品を紹介してください」と言われたものを
自分のSNS上でその企業の関連性を伏せて紹介するもの

少しグレーな部分もあるこのステマについて
インフルエンサーとして活躍している人たちに
ぶっちゃけてもらったアンケートを見ていきたいと思います。

インフルエンサーの半数が本業として活動している!

 (4312)

「普段のご職業は?」という質問に対し、
「インフルエンサー(28.7%)」と「フリーランス(22.2%)」を合わせると
半数以上の人が本業としている事がわかります。

フォロワー数が多いほど副業ではなく
本業として活動している方が多い傾向にあるそうです。

企業案件投稿が半数以上を占めているインフルエンサーが実に8割!

 (4315)

案件とプライベート投稿の比率を聞いたところ
「案件40~50%」「案件60~70%」「案件80%~」を合わせると76.9%と
約8割のインフルエンサーが投稿内容の半数以上が案件投稿だと答えました。

見られた傾向としては副業として活動している方は案件投稿が多く、
本業として活動している方はあまり多くなりすぎないように調整しているため
案件投稿の数が少ないというものがありました。

ほぼ毎日案件投稿をしているインフルエンサーは10%

 (4324)

案件確定件数が31件以上の方(毎日以上投稿)の人は全体の約5%
21件以上を含めると全体の約10%もいる事がわかりました。
全体の約10%ほぼ毎日案件投稿をしているということになりますね。

約70%のインフルエンサーが男性フォロワー率50%を超えている

 (4331)

今回のアンケートは女性インフルエンサーを対象としたものでしたが
フォロワーの男性比率50%を超えているインフルエンサーは全体の約7割に登ります。
こういった方は女性ターゲット商品の場合、投稿方法や企画に一手間加えないと
フォロワーの半数以下にしかアプローチができないという状態になってしまいます。

提供元の説明なしに投稿した事があるインフルエンサーは約70%

 (4337)

インフルエンサーの約70%が提供してもらった商品を
関連性の説明なしに投稿した事があると回答しました。
これがいわゆる「ステマ」ですね。

その理由の中には代理店や企業から記載しないことを指示された
とも答えているため、表現方法によっては悪質なステマにあたり
景品表示法に違反する場合があります。

商品と顔のみの投稿(ニコパチ)は60%以上が実施したくないと回答

 (4340)

インフルエンサーの60%近くは商品と顔と一緒にした写真での投稿はしたくないと答えています。
「あからさまにPR案件に映るから」という理由が一番大きいようです。
しかしながら「企業のオファーなら応えるべき」、「企業の指示だから仕方がない」
と答える方もいます。

たとえば、洗濯用洗剤やお風呂場で使用する日用品などでは
顔と一緒に写るように投稿したりするのはかなり違和感があると
インフルエンサー本人も感じているようで
フォロワーファーストの投稿依頼を心掛ける必要がありそうです。

周りでフォロワーを購入していると思っているインフルエンサーは約80%

 (4343)

企業からのオファーを得るためにフォロワーを購入している
と聞いたことがあると答えたインフルエンサーは80%近くになります。
フォロワー数の割に投稿のいいね数が極端に低いインフルエンサーは
購入している可能性が高そうです。

特にいいね数がフォロワー数の1%以下の場合は
安易にそのインフルエンサーを起用するのは気を付けたほうがよろしいかもしれません。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

近年はインフルエンサーを利用した広告方法は広く使われています。
そのため、悪質なマーケティングにならないよう
またそのようなマーケティングに引っかかってしまわないよう
皆さんも気をつけてください。
【調査概要】
調査内容:PR投稿に対する意識調査
調査方法:インターネット調査
調査主体:LBW.Inc調べ
調査期間:2019年7月13日~2019年7月31日
調査対象:20〜49歳のインフルエンサー
サンプル:218ss