8割がセックスの悩みをパートナーと共有できてない? 性に関する意識調査
LOVE

近年、世界各国で性と生殖に関するさまざまな議論が進み
恋愛やパートナーシップについても多様な価値観が認められてきています。
一方で、日本ではいまだに性についての対話しにくい風潮にあります。
そこで今回は日本の若者に対しての性に関する調査を見ていこうと思います。(国際協力NGOジョイセフ調べ)
恋愛やパートナーシップについても多様な価値観が認められてきています。
一方で、日本ではいまだに性についての対話しにくい風潮にあります。
そこで今回は日本の若者に対しての性に関する調査を見ていこうと思います。(国際協力NGOジョイセフ調べ)
告白未経験女性が約4割。 さらに4人に3人が恋愛では相手に合わせた経験あり
日本の若者の恋愛意識について、
「恋人やパートナーになるための告白は、どちらからしたい・してほしいと思いますか。」
という質問に対して、
「相手からしてほしい/どちらかというと相手からしてほしい」と答えた人は
男性は45.3%なのに対し、女性は97.3%という結果となり
告白を待つ女性が多いという恋愛観が見えました[グラフ1] 。
「恋人やパートナーになるための告白は、どちらからしたい・してほしいと思いますか。」
という質問に対して、
「相手からしてほしい/どちらかというと相手からしてほしい」と答えた人は
男性は45.3%なのに対し、女性は97.3%という結果となり
告白を待つ女性が多いという恋愛観が見えました[グラフ1] 。
また、「あなたは、これまでに自分から告白しようと思ったことはありますか。
また、これまでに、実際に自分から告白したことはありますか。」という質問に対し
「告白しようと思ったことがある」男性は91.8%
「実際にしたことがある」男性は86.9%である一方
「告白しようと思ったことがある」女性は70.4%
「実際にしたことがある」女性は59.6%でした[グラフ2]。
積極的になろうという意識はある一方で
なかなか言い出せないという女性が男性に比べて多いようです。
また、これまでに、実際に自分から告白したことはありますか。」という質問に対し
「告白しようと思ったことがある」男性は91.8%
「実際にしたことがある」男性は86.9%である一方
「告白しようと思ったことがある」女性は70.4%
「実際にしたことがある」女性は59.6%でした[グラフ2]。
積極的になろうという意識はある一方で
なかなか言い出せないという女性が男性に比べて多いようです。
さらに「あなたは、付き合っている相手に気に入られるために
本来の自分とは違うと思っても、相手に合わせてしまうことがありますか。」
という質問には、「よくある/たまにある」と答えた人が全体で74.8%(4人に3人)となり、
男女ともに相手につい合わせてしまう日本の若者の傾向が見えてきました[グラフ3] 。
本来の自分とは違うと思っても、相手に合わせてしまうことがありますか。」
という質問には、「よくある/たまにある」と答えた人が全体で74.8%(4人に3人)となり、
男女ともに相手につい合わせてしまう日本の若者の傾向が見えてきました[グラフ3] 。
性の悩みを言えない? 約80%がセックスの悩みや要望について恋人と話し合った経験なし
日本の若者の性経験について「相手にセックスについて、自分から相談したことがある(頻度や性的嗜好や好みの要望など) 」と答えた人は全体で18.6%にとどまり
相談したことのない人が全体で81.4%(5人に4人)と
”性の悩みを相談したり、要望を伝えたりしない”若者の現状が見えてきました。
同様に、「避妊について話し合ったことがある」と答えた人も全体で27.9%にとどまり
3人に2人が話し合ったことがないという結果になりました[グラフ4]。
相談したことのない人が全体で81.4%(5人に4人)と
”性の悩みを相談したり、要望を伝えたりしない”若者の現状が見えてきました。
同様に、「避妊について話し合ったことがある」と答えた人も全体で27.9%にとどまり
3人に2人が話し合ったことがないという結果になりました[グラフ4]。
「性(セックスなど)に関して相談相手がいるか(複数回答)」という質問に
「相談する相手がいない」と回答した人は全体で23.8%となり
特に男性は31.6%(3人に1人)とパートナーにも悩みを相談できていないことがわかりました[グラフ5]。
「相談する相手がいない」と回答した人は全体で23.8%となり
特に男性は31.6%(3人に1人)とパートナーにも悩みを相談できていないことがわかりました[グラフ5]。
性について語るのは男女平等。 しかし、セックスのイメージには大きな男女差
日本の若者の性意識について、男女間で平等になりつつあることも明らかになりました。
「女性が「セックス」について語るのはタブーである」と回答した人は
全体で18.7%(5人に1人)にとどまり、悩みは言えないことが明らかになった一方で
セックスについて語るのはもはやタブーではないという意識があることもわかりました[グラフ7]。
「女性が「セックス」について語るのはタブーである」と回答した人は
全体で18.7%(5人に1人)にとどまり、悩みは言えないことが明らかになった一方で
セックスについて語るのはもはやタブーではないという意識があることもわかりました[グラフ7]。
一方で、「あなたがセックスについて抱いているイメージをすべてお知らせください。」
という質問では
男性の1位は「気持ちいい 」59.6%、次いで「愛が深まる」50.4%、「エロい」47.6% となり
快感を求める男性の傾向が明らかになりましたが
女性の1位は「スキンシップ」(64.1%)、次いで「愛が深まる」(56.3%)、「愛を確かめ合える」(53.9%)と
セックスのその先にある深まる気持ちを大事にしたい傾向が明らかになりました[グラフ8]。
という質問では
男性の1位は「気持ちいい 」59.6%、次いで「愛が深まる」50.4%、「エロい」47.6% となり
快感を求める男性の傾向が明らかになりましたが
女性の1位は「スキンシップ」(64.1%)、次いで「愛が深まる」(56.3%)、「愛を確かめ合える」(53.9%)と
セックスのその先にある深まる気持ちを大事にしたい傾向が明らかになりました[グラフ8]。
また、女性がコンドーム を持っていることに対して
「女性がコンドームを用意していたら、引くまではいかないが、驚くと思う」
と回答した男性は47.1%(2人に1人)となり
性感染症を防ぐ有効な手段であり日本の主な避妊法であるコンドーム
を女性が用意することに違和感を持つ人が多いことがわかりました。[グラフ9]
「女性がコンドームを用意していたら、引くまではいかないが、驚くと思う」
と回答した男性は47.1%(2人に1人)となり
性感染症を防ぐ有効な手段であり日本の主な避妊法であるコンドーム
を女性が用意することに違和感を持つ人が多いことがわかりました。[グラフ9]
まとめ
いかがでしたでしょうか?
性に関するデリケートな話、パートナーに相談するのも勇気がいりますよね。
ただ二人の将来に関わる大事な話なので、一歩を踏み出してチャレンジして見てください!
性に関するデリケートな話、パートナーに相談するのも勇気がいりますよね。
ただ二人の将来に関わる大事な話なので、一歩を踏み出してチャレンジして見てください!
【調査概要】
調査内容:SRHR意識調査
調査主体:国際協力NGOジョイセフ
調査方法:インタ〜ネット調査
調査期間:2019年7月19日〜2019年7月20日
調査対象:全国18~29歳パートナーがいたことある人
サンプル:1000ss
調査内容:SRHR意識調査
調査主体:国際協力NGOジョイセフ
調査方法:インタ〜ネット調査
調査期間:2019年7月19日〜2019年7月20日
調査対象:全国18~29歳パートナーがいたことある人
サンプル:1000ss