4人に1人が「不妊に悩んだ経験がある」という時代に 妊活について考えてる?
LIFESTYLE

「結婚や子どもは、まだ先のこと。仕事に慣れてから考えればいいよね」
そう思っていませんか?
日々の仕事の悩み、キャリアアップ、恋愛や結婚・・・
考えることが多いミレニアル世代にとって
「いやいや子どもどころか、その手前の問題が片付いていないよ!」と
思うのはしかたがないこと。
でも「将来、子どもを持ちたいのかどうか」は
早い時期から考えておいたほうがよさそう。
ちょっと先行く先輩たちの体験や
医薬品の製造・販売などを手がける
メルクバイオファーマ株式会社・池田秀子さん(不妊領域事業部事業部長)
のコメントも合わせて見ていきましょう。(「telling」調べ)
そう思っていませんか?
日々の仕事の悩み、キャリアアップ、恋愛や結婚・・・
考えることが多いミレニアル世代にとって
「いやいや子どもどころか、その手前の問題が片付いていないよ!」と
思うのはしかたがないこと。
でも「将来、子どもを持ちたいのかどうか」は
早い時期から考えておいたほうがよさそう。
ちょっと先行く先輩たちの体験や
医薬品の製造・販売などを手がける
メルクバイオファーマ株式会社・池田秀子さん(不妊領域事業部事業部長)
のコメントも合わせて見ていきましょう。(「telling」調べ)
4人に1人は不妊に悩んだ経験あり
まず「不妊に悩んだ経験はありますか?」と聞いたところ
なんと4人に1人が「不妊に悩んだ経験がある」と答え
さらに働く30代では男女とも約3割が「不妊に悩んだ経験あり」と答えています。
なんと4人に1人が「不妊に悩んだ経験がある」と答え
さらに働く30代では男女とも約3割が「不妊に悩んだ経験あり」と答えています。
これについて池田さんは
「不妊が限られた方だけの悩みではないことを、あらためて実感しました。
ただ、日常生活のなかで、例えば友人との会話や職場において
“4人に1人が不妊に悩んでいる”と感じることはないですよね?
本当は多くの人に共通した悩みなのに、人知れず悩んでいる方がいるかもしれないですね」
とコメント
「不妊が限られた方だけの悩みではないことを、あらためて実感しました。
ただ、日常生活のなかで、例えば友人との会話や職場において
“4人に1人が不妊に悩んでいる”と感じることはないですよね?
本当は多くの人に共通した悩みなのに、人知れず悩んでいる方がいるかもしれないですね」
とコメント
30代といえば、仕事でキャリアを重ねて「そろそろ子どもを」と思う人も多い時期。
ところが、思い描いた通りにはいかない人が少なくないようです。
表面化していないから気づかないだけで、「不妊」は他人事ではなくとっても身近な問題です。
ところが、思い描いた通りにはいかない人が少なくないようです。
表面化していないから気づかないだけで、「不妊」は他人事ではなくとっても身近な問題です。
妊活する女性の6割以上が仕事と妊活の両立に悩む
「ふたりとも仕事が忙しくて、うまくタイミングが合わない」
「生理周期にあわせてスケジュールが決まるから、
直前まで通院日が決まらず仕事の調整がたいへん」
「大事な会議の日と通院が重なって、どっちを優先するか困った」
「通院で遅刻するとき、妊活しているとは言いにくい・・・」
「すぐに妊娠すると思ったのになかなかできない。通院回数も増えて職場に迷惑をかけてしまう」
妊活をしている方にはそれぞれ色々な悩みがあります。
このような声もある中で一体どれほどの人が仕事と妊活の両立に悩んでいるのでしょう。
妊活経験のある男女に「仕事と妊活の両立に悩んだ経験はありますか?」と聞いたところ
仕事と妊活の両立に悩んだ人の割合は男性では46.7%、女性では61.3%にものぼりました。
「生理周期にあわせてスケジュールが決まるから、
直前まで通院日が決まらず仕事の調整がたいへん」
「大事な会議の日と通院が重なって、どっちを優先するか困った」
「通院で遅刻するとき、妊活しているとは言いにくい・・・」
「すぐに妊娠すると思ったのになかなかできない。通院回数も増えて職場に迷惑をかけてしまう」
妊活をしている方にはそれぞれ色々な悩みがあります。
このような声もある中で一体どれほどの人が仕事と妊活の両立に悩んでいるのでしょう。
妊活経験のある男女に「仕事と妊活の両立に悩んだ経験はありますか?」と聞いたところ
仕事と妊活の両立に悩んだ人の割合は男性では46.7%、女性では61.3%にものぼりました。
妊活中の2人に1人が不妊治療を経験?
次に妊活をしている、またはしていた方に
「不妊治療の経験はありますか?」と聞いたところ
46.6%の人が不妊治療の経験があると答えました。
妊活経験のある働く男女の約半数が不妊治療を経験していることがわかります。
「不妊治療の経験はありますか?」と聞いたところ
46.6%の人が不妊治療の経験があると答えました。
妊活経験のある働く男女の約半数が不妊治療を経験していることがわかります。
企業側の努力も必要
調査であげられた具体的な悩みで多かったのも
「事前のスケジュールが調整しにくい」
「妊活していることを職場で悟られたくない」
「急な通院の予定が入る」などでした。
なかには「仕事への責任が果たせていない気持ちになる」といった声もあり
思うように仕事ができないという心理面での負担も伝わってきます。
キャリアアップを目指す大事な時期に、妊活に苦労するなんて・・・。
調査では、妊活退職や妊活異動を体験した女性も。
「仕事と妊活の両立という悩みについては、
企業側もできるだけの努力をして改善していきたいですね」
と池田さんも話します。
「事前のスケジュールが調整しにくい」
「妊活していることを職場で悟られたくない」
「急な通院の予定が入る」などでした。
なかには「仕事への責任が果たせていない気持ちになる」といった声もあり
思うように仕事ができないという心理面での負担も伝わってきます。
キャリアアップを目指す大事な時期に、妊活に苦労するなんて・・・。
調査では、妊活退職や妊活異動を体験した女性も。
「仕事と妊活の両立という悩みについては、
企業側もできるだけの努力をして改善していきたいですね」
と池田さんも話します。
企業の助成制度で改善できることも
本調査では、企業の妊活に関する助成制度についても取り上げており
妊活助成制度がある企業は、まだ2割程度にとどまっています。
また、妊活に関する助成制度の希望と必要性については
妊活体験者と企業の人事担当者の間に意識のひらきがありました。
「助成制度がある企業の人事担当者に制度導入のメリットを聞いたところ
5人に1人が『会社の離職率が下がった』(22.0%)と回答しました。
こうした点を企業側が考慮すれば、意識の開きは縮まるのではないでしょうか」
「厚生労働省が行った調査によれば、不妊治療に特化した制度がある企業のうち
一番多く導入されているのは『不妊治療のための休暇制度』ですが、
不妊治療と仕事の両立に関する従業員や管理職への普及啓発を行っている企業はわずか2%。
企業の妊活サポートは、精神面のサポートにおいて十分とは言えないのが現状です。
でも、妊活の当事者に限らず広く社員を啓発することで、精神的な悩みについては
少しずつ改善していけるのではないかと考えています」(池田さん)
妊活助成制度がある企業は、まだ2割程度にとどまっています。
また、妊活に関する助成制度の希望と必要性については
妊活体験者と企業の人事担当者の間に意識のひらきがありました。
「助成制度がある企業の人事担当者に制度導入のメリットを聞いたところ
5人に1人が『会社の離職率が下がった』(22.0%)と回答しました。
こうした点を企業側が考慮すれば、意識の開きは縮まるのではないでしょうか」
「厚生労働省が行った調査によれば、不妊治療に特化した制度がある企業のうち
一番多く導入されているのは『不妊治療のための休暇制度』ですが、
不妊治療と仕事の両立に関する従業員や管理職への普及啓発を行っている企業はわずか2%。
企業の妊活サポートは、精神面のサポートにおいて十分とは言えないのが現状です。
でも、妊活の当事者に限らず広く社員を啓発することで、精神的な悩みについては
少しずつ改善していけるのではないかと考えています」(池田さん)
まとめ
いかがでしたでしょうか。
人生においても大きなイベントである妊娠・出産について
後悔はしたくないですよね。
しっかりとした知識をつけて、
後で「こうすればよかった」などとならないよう
早め早めのライフプランを組み立てていくとベターかもしれません。
人生においても大きなイベントである妊娠・出産について
後悔はしたくないですよね。
しっかりとした知識をつけて、
後で「こうすればよかった」などとならないよう
早め早めのライフプランを組み立てていくとベターかもしれません。