東京で働く「こだわり」を手放すことで幸福度が上がるかも。
LIFESTYLE

就職活動時、「東京」で働くことはマストな条件として、会社選びをしていたと思います。
しかし、アラサー世代になってさまざまなことを経験してきた今、将来は地方で"自分の幸せ"を考えつつ働くという選択肢も頭の片隅に生まれてきている…のではないでしょうか。
今回、地方移住を支援する人材紹介会社の株式会社YOUTURN が、20代〜30代を中心とする東京で働く役職者100名を対象に性格傾向の調査を行い、都内で働く人と地方で働く人の性格について分析したのでその結果を報告いたします。
しかし、アラサー世代になってさまざまなことを経験してきた今、将来は地方で"自分の幸せ"を考えつつ働くという選択肢も頭の片隅に生まれてきている…のではないでしょうか。
今回、地方移住を支援する人材紹介会社の株式会社YOUTURN が、20代〜30代を中心とする東京で働く役職者100名を対象に性格傾向の調査を行い、都内で働く人と地方で働く人の性格について分析したのでその結果を報告いたします。
東京で働くことが重要だと思う人は「仕事・自己実現」「人間関係」に満足していない傾向。
質問1:自分のキャリアを築く上で、今後も東京で働くことが重要ですか。
質問2:将来的に地方へ移住してキャリアを築くことを検討していますか。
あるいは、関心がありますか。
上記の質問で、母集団を東京で働くことが重要だと回答した役職者と、地方移住の選択肢の余地があると回答した役職者の2つに分類し、性格傾向を調査したところ、
東京で働くことが重要だと回答した役職者は、地方移住の選択肢の余地があると回答した役職者と比べて、「仕事・自己実現」「人間関係」に満足していない結果になりました。
東京で働くことが重要だと回答した役職者は、地方移住の選択肢の余地があると回答した役職者と比べて、「仕事・自己実現」「人間関係」に満足していない結果になりました。
本調査に協力した性格データを分析する株式会社プロセスジャパンの佐藤由紀子氏は、「人間が人生で満たしたいと願う項目は『仕事・自己実現』『愛情』『健康』『趣味』『人間関係』『家族』『知性』『お金』の8項目であると分類している」とコメント。
上記表は、その8つの項目に対して「自分の人生で欠けていると思う項目」を東京で働くことが重要だと回答した役職者と、地方移住の選択肢の余地があると回答した役職者に対して調査し、その比較をグラフ化。
東京で働くことが重要だと回答した役職者は地方移住の選択肢の余地があると回答した役職者に比べ、
「仕事・自己実現」「愛情」「人間関係」「家族」の項目が「満たされてない」と感じている結果となりました。
上記表は、その8つの項目に対して「自分の人生で欠けていると思う項目」を東京で働くことが重要だと回答した役職者と、地方移住の選択肢の余地があると回答した役職者に対して調査し、その比較をグラフ化。
東京で働くことが重要だと回答した役職者は地方移住の選択肢の余地があると回答した役職者に比べ、
「仕事・自己実現」「愛情」「人間関係」「家族」の項目が「満たされてない」と感じている結果となりました。
性格特性因子による、東京派or地方派。
また、人間の基本的な性格特性を表す5つの因子(外向性、神経質傾向、誠実性、調和性、開放性)のデータを計測したところ、
東京で働くことが重要だと回答した役職者は地方移住の選択肢の余地があると回答した役職者と比較して「外向性」「勤勉性」が高いことが、地方移住の選択肢の余地があると回答した役職者は東京で働くことが重要だと回答した役職者と比較して「神経質傾向」「調和性」が高いことわかりました。
東京で働くことが重要だと回答した役職者は地方移住の選択肢の余地があると回答した役職者と比較して「外向性」「勤勉性」が高いことが、地方移住の選択肢の余地があると回答した役職者は東京で働くことが重要だと回答した役職者と比較して「神経質傾向」「調和性」が高いことわかりました。
プロセスジャパンでは、各特性を以下の表の通り分析しております。
東京へのこだわりを手放すことで幸福度が上がる!
29歳でIPOを経験したYOUTURN代表取締役の中村義之氏はこの調査結果に対して、東京で働くことへのこだわりを手放すことで幸福度が上がるという仮説を立てております。
「私自身も以前は東京以外の地域で働くことは全く考えていませんでした。ヒト・モノ・カネのリソースが国内で最も集中している東京で働くことは、地元である福岡を含めた地方都市で働くことよりも、経済的・社会的成功の確率が高いと考えていたからです。
経済的・社会的な栄達は、どれだけ上昇しても際限がありません。東京で働くことが重要だと回答した方の多くは、そういった成功を求める傾向が高いために、『仕事・自己実現』の理想と現実のギャップがなかなか埋まらず、家族や人間関係の充実を図ることにも時間を割けていないのではないでしょうか。
私は、IPO後に病気を患い前職を退任してから、自分の価値観が大きく変化しました。地元福岡で、地域の発展に貢献できる事業を起業した背景には、仕事や自己実現にとどまらず、人生の幸福度を司る要素も大切にしたいと考えるようになったからです。」
また、中村氏は、自身の経験と今回のアンケートの結果から、地方に移住して働くことが人生やキャリアの選択肢になり得る方は、下記3分類のいずれかに該当する志向性を持つと推測しています。
■地方移住の選択肢の余地があると回答した「役職者」の3分類
1)内的自己実現追求タイプ:東京で経済的・社会的に自身が満足いく成功を遂げた後に、本来の自己実現を求めようとしている人
例>東京のスタートアップ企業で上場を果たした後に、地方で社会貢献実感の高い仕事に従事する
2)経済的社会的栄達追求タイプ:地方において、経済的・社会的な成功を見出そうとする人
例>東京で培った能力と経験をもとに、地方でメガベンチャーを目指すスタートアップにジョインする
3)精神的・文化的自己一致追求タイプ:東京で競争することに辟易して地方でスローライフを送りたい人
例>年収アップやキャリアアップの優先順位を下げ、地方で等身大の仕事に従事する人
どのタイプであろうと、地方移住が自身の幸福の追求にふさわしいオプションになりえると考え、キャリアの選択肢になっているものと思われます。
「私自身も以前は東京以外の地域で働くことは全く考えていませんでした。ヒト・モノ・カネのリソースが国内で最も集中している東京で働くことは、地元である福岡を含めた地方都市で働くことよりも、経済的・社会的成功の確率が高いと考えていたからです。
経済的・社会的な栄達は、どれだけ上昇しても際限がありません。東京で働くことが重要だと回答した方の多くは、そういった成功を求める傾向が高いために、『仕事・自己実現』の理想と現実のギャップがなかなか埋まらず、家族や人間関係の充実を図ることにも時間を割けていないのではないでしょうか。
私は、IPO後に病気を患い前職を退任してから、自分の価値観が大きく変化しました。地元福岡で、地域の発展に貢献できる事業を起業した背景には、仕事や自己実現にとどまらず、人生の幸福度を司る要素も大切にしたいと考えるようになったからです。」
また、中村氏は、自身の経験と今回のアンケートの結果から、地方に移住して働くことが人生やキャリアの選択肢になり得る方は、下記3分類のいずれかに該当する志向性を持つと推測しています。
■地方移住の選択肢の余地があると回答した「役職者」の3分類
1)内的自己実現追求タイプ:東京で経済的・社会的に自身が満足いく成功を遂げた後に、本来の自己実現を求めようとしている人
例>東京のスタートアップ企業で上場を果たした後に、地方で社会貢献実感の高い仕事に従事する
2)経済的社会的栄達追求タイプ:地方において、経済的・社会的な成功を見出そうとする人
例>東京で培った能力と経験をもとに、地方でメガベンチャーを目指すスタートアップにジョインする
3)精神的・文化的自己一致追求タイプ:東京で競争することに辟易して地方でスローライフを送りたい人
例>年収アップやキャリアアップの優先順位を下げ、地方で等身大の仕事に従事する人
どのタイプであろうと、地方移住が自身の幸福の追求にふさわしいオプションになりえると考え、キャリアの選択肢になっているものと思われます。
まとめ
東京で働くことにこだわる理由が、経済的・社会的成功への欲求である場合、常に上には上がいるので、どこかで考え方を変えなければ、いつまでも「仕事・自己実現」の項目の枯渇感が埋まらないと思います。
考え方を変えるためには、自分自身の葛藤を超える必要があるようですね。
なぜ、より良い収入を得たいのか、なぜより良い地位を手に入れたいのか、なぜ成功したいのか、なぜ今成功していないと感じているのか、自分の深い葛藤を超えた先に、その人本来の能力が発揮されるはずです。
考え方を変えるためには、自分自身の葛藤を超える必要があるようですね。
なぜ、より良い収入を得たいのか、なぜより良い地位を手に入れたいのか、なぜ成功したいのか、なぜ今成功していないと感じているのか、自分の深い葛藤を超えた先に、その人本来の能力が発揮されるはずです。
【調査概要】
調査内容:性格傾向に関する調査
調査方法:インターネット調査
調査主体:株式会社YOUTURN
調査対象:20代~30代を中心とする東京で働く役職者
サンプル:100ss
調査期間:2019年5月~7月
調査内容:性格傾向に関する調査
調査方法:インターネット調査
調査主体:株式会社YOUTURN
調査対象:20代~30代を中心とする東京で働く役職者
サンプル:100ss
調査期間:2019年5月~7月