季節問わず、気になるものの一つとして「体臭」があげられます。
そんな「体臭」の中でも「足」のニオイについて気になる人は多いのではないでしょうか。

特に、働いている人からすれば一日中靴を履きっぱなしということも珍しくありません。
汗をかき、蒸れた靴の中での足の匂いが…

今回はそんな足のニオイに関して、宅配クリーニング会社の株式会社ヨシハラが実施した調査結果を見ていこうと思います！

まず、「他人の足のニオイが気になったことはありますか？」と質問したところ、
「はい」(75.8%)という回答が大半を占めました。
また、「自分の足のニオイが気になったことはありますか？」という質問に対しても、
「はい」(73.1%)と、他人の足のニオイと同様の結果となりました。
​足のニオイというものは気づきやすい分、
多くの方が自他共に足のニオイには敏感になっているようですね。

足のニオイの原因は、靴の中の温度や湿度が高まり、
汗をかいて蒸れることによって発生する菌がニオイを発しているからということがわかっています。

では、どんな靴を履いているときに足のニオイが気になるのでしょうか。
「ニオイが気になる靴の種類を教えてください」と質問したところ、
最も多い回答は「ブーツ」(52.2%)となり、次いで「スニーカー」(26.4%)、「パンプス」(12.5%)と続きます。

「ブーツ」は、その形状や材質で蒸れた空気の逃げ場がなくなるため、気になるニオイが発生しやすくなります。
また、「スニーカー」は形状や材質こそ通気性が良いものを使われていることが多く、
あまりニオイがしないものと思われるかもしれませんが、
普段から履く靴としては「頻度」が高いため、ニオイが気になる靴として上位に位置しているようです。

「足のニオイが原因で失敗してしまった経験はありますか？」と質問したところ、
約4人に1人が「はい」(23.2%)と回答しました。

また、「内容を教えてください」と質問したところ、

・飲み会で足のニオイが気になり、話が耳に入ってこなかった（滋賀県/会社員/30代/女性）
・パンプスを脱いでいたら「変な臭いしない？」と聞かれて焦った（愛知県/会社員/30代/女性）
・お座敷席の飲み会で、足の匂いが気になり楽しめなかった（東京都/会社員/20代/女性）

といった意見が多くありました。

多くの方は飲み会などでの座敷席においての失敗談が目立つ結果となりましたが、
なかには大切な人と一緒にいる時や、職場などのオフィシャルな場面での失敗も挙げられました。
　自分の力不足や不注意による失敗は気をつけていればよいですが、
足の臭いに関してはしっかりと改善しないと、その場でいくら気をつけても
どうにもできないものなので、ニオイケアは普段からきちんと行なっていきたいですね。

前項では足のニオイに悩まされている女性が意外にも多いことが分かりましたね。
ではそんな足のニオイをどのようにしてケアしているのでしょうか。

そこで、「どんなニオイケアをしていますか？」と質問したところ、
「入念に足を洗う」(49.7%)が最も多く、
次いで「消臭スプレーを使う」(23.7%)、「同じ靴を履き続けない」(18.0%)と続きます。
　足を直接ケアしている、もしくはニオイを定着させない努力をする
といった結果が目立ちますが、ニオイの原因となる菌は靴の中に潜んでいることが多く、
原因菌に直接有効なケアをしている方は少数となりました。

では正しいケア方法を行なっている人はどのくらいいるのでしょうか。

そこで、足のニオイケアに対して正しい対処法である「靴のクリーニング」について聞いて見ました。

現代では靴のクリーニングサービスを行っているところは多くありますが、
「靴をクリーニングに出したことはありますか？」と質問したところ、
「はい」と回答した割合は１割に満たない結果になりました。

また、２割以上の方がそもそも存在を知らないといった意見も目立ちます。
しかし、靴をクリーニングに出すメリットは大きく、
「靴をクリーニングに出してメリットはありましたか？」と質問したところ、
「足のニオイが軽減された」(37.1%)という回答が最も多く、
次いで「靴の見た目が良くなった」(36.0%)、「大切な靴が長く履けるようになった」(19.1%)など
様々なメリットを感じられているようですね。

いかがだったでしょうか。

足のニオイの一番の原因が「靴の中の箘」だということを知っていないと、
原因を元から改善することはできません。
今回この記事を読んでくださった方は、もう間違ったケアをするということが無くなりますね。
皆さんがニオイ菌を元から除菌して、
足のニオイに左右されない日々を送っていけることを願っています。

【調査概要】
調査内容：足のニオイに関する調査
調査主体：株式会社ヨシハラ
調査方法：インターネット調査
調査対象：全国20代～50代の働いている女性
サンプル：1,102ss
調査期間：2019年7月2日