実は、専業主婦の4割が「うしろめたさ」を感じている!?

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実は、専業主婦の4割が「うしろめたさ」を感じている!?
突然ですが、「一億総活躍社会」「女性活躍推進」に専業主婦は入っているのでしょうか。
厚生労働省の平成30年「厚生労働白書」等によると、20~64歳の専業主婦の世帯は4人に1人と少数派です。
実は、専業主婦の40%以上が”専業主婦であることにうしろめたさを感じている"
という結果が出た今回の調査。
株式会社カラダノートは、『カラダノートママびより』 (https://mamab.jp/) のユーザー254人を対象に、子育てしながら働くことに関する調査を実施しました。

専業主婦の40%以上が”うしろめたい“と感じている

『専業主婦であることで、うしろめたさや罪悪感を感じたことはありますか?』という質問に対し、約4割の主婦が「ある」と回答。

理由として、半数以上が「自分がお金を稼いでいない」ことをあげており、
次いで「周囲のワーキングマザーとの比較」を理由にあげていました。
 (3480)

また『専業主婦であることについて、周りから否定的なことを言われた経験があるか』については、
およそ2割が「ある」と回答。
具体的に、誰にどのようなことを言われたかエピソードを募ると、多くは夫、義父母、実親など、身近な人からの言葉であることがわかりました。
否定的なことを言われたエピソード抜粋してみました。

 ・「子育てがひと段落したら働いたら?皆働いてるし」(夫)
 ・「いつまでも働かないわけにいかないんだから、考えないとね」(義母)
 ・「家にいてすることあるの?」(友人)
 ・「仕事しないの?このままでいいの?」(ワーキングマザーの友人)

皆いろいろ言ってくるものなんですね・・・笑

専業主婦の8割が働きたいと回答するも、働く時期は“いずれ…”が半数以上

『社会に出て働きたいと思いますか?』という問いに、
「今すぐ働きたい(13.4%)」と「いずれ働きたい(68.9%)」をあわせると、専業主婦の8割が働きたいと回答しています。

働きたい理由として挙げられたのは「自由に使えるお金が欲しい」が最も多く、
続いて「社会や人とのつながりが欲しい(12.2%)」「経済的に自立したい(8.3%)」でした。
 (3486)

『働くことになった場合に障壁になりそうなこと』は、以下のような結果が出てきました。
家事育児と仕事の両立がやはり一番の心配事ですね。
 (3487)

一方、働きたくないと回答したおよそ2割の回答者のうち、4割は「外に出て働くよりも子どもと一緒にいたい(42%)」、次いで「家事育児で余裕がない(30%)」が理由に挙がりました。

”おいてけぼり”を感じている主婦の本音

女性活躍に関する世の中の取り組みについて賛否を問うと、
42.5%は「賛成」、半数にあたる50.4%は「どちらともいえない」と回答。

また賛否の理由については、約3割が「賛同しているし、もっと進むといい」と答える一方で、「そんなことは求めていない」や「焦りやプレッシャーを感じる」「おいてけぼりのような感覚がある」も同程度の回答がありました。
 (3490)

意見を抜粋。

 【賛成】
  「男女関係なく心地良く働ける社会になって欲しい」
  「どの職場でも女性が活躍できれば、この先働きやすくなるかもしれないから」

 【どちらともいえない】
  「働く人が快適に働けるような社会が理想。働きたくない人にまで強要しないでほしい」
  「どの立場の人も自由に選択ができ、思うような生き方ができるといい」
  「子育てだけでは不十分で、仕事をしなければ社会に貢献していないと言われているよう」

 【反対】
  「家事や育児を頑張ることも立派な活躍」
  「家事育児に加えて社会に出て働きなさいというプレッシャーを受けている気分になる」
  「結局女性の負担が減る訳ではないと感じる」

まとめ

このご時世、経済的にみて共働きする可能性が高そうです…。
かつ人生100年時代。育児休暇後は、外の世界に出て、
新しい人生の楽しみ方を見つけるのはいかがでしょうか。
意外と楽しい毎日が待っているかもしれませんね。
【調査概要】
調査内容:子育てしながら働くことに関する調査
調査方法:インターネット調査
調査対象:『カラダノートママびより』ユーザー
サンプル:254ss
調査期間:2019年7月22日〜7月28日