男性の“4人に1人”が育児休暇取得!「職場理解」がこれからの鍵!?
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2019年4月に施行された「働き方改革」によって、人々の働き方が見直されてきています。
その中でも男女問わずライフイベントとして外せない子供の出産において、女性が産休・育児休暇を取得することが一般的な認識となってきているのではないでしょうか。
今回、ゼネラルリサーチ株式会社が実施した『男性の育児休暇取得』についての意識調査によると、驚くべきことに約4人に1人の男性が育児休暇を取得しているという結果になりました。
その中でも男女問わずライフイベントとして外せない子供の出産において、女性が産休・育児休暇を取得することが一般的な認識となってきているのではないでしょうか。
今回、ゼネラルリサーチ株式会社が実施した『男性の育児休暇取得』についての意識調査によると、驚くべきことに約4人に1人の男性が育児休暇を取得しているという結果になりました。
育児休暇制度がある企業は多くない?
男性・女性ともに一番大きなライフイベントといってもいい子どもの出産ですが、出産時の勤務先での育児休暇制度について調査しました。すると意外にも「なかった」という割合が40%以上という結果に。およそ半数以上の方が育児の際に休暇が取れない状況にあったという実態が明らかになりました。
男性の4人に1人は育児休暇を取っていた!
そんな中、実際に育児休暇を取得できる環境下において、男性の育児休暇取得について調査しました。結果をみると意外にも男性の約4人に1人(24.4%)の方が、育児休暇を取得しているという結果となり、「取得したかった」とする方を含めると、実に約半数の方が育児休暇の取得に前向きであることが判明しました。
取得したことで分かった、夫婦間のバランス
実際に男性が「育児休暇を取得してよかった」と思うこと、女性からの「夫が育児休暇を取得してよかった」と思うことの調査を行いました。
すると、「家庭の大変さが分かった」「パートナーの仕事が充実した」など、約70%の男性がパートナーに対しての配慮が深まった結果となりました。
すると、「家庭の大変さが分かった」「パートナーの仕事が充実した」など、約70%の男性がパートナーに対しての配慮が深まった結果となりました。
一方で、女性からは「自分の自由な時間が増えた」「社会復帰が早い事で、仕事の遅れが少なかった」など、約60%が普段、家事・育児・仕事と24時間絶え間ない生活から抜け出し自身の充実を実感しているという、夫婦間においてバランスの取れた回答が上位を占めました。
育休の取得に抵抗が…その懸念は?
さて、一方で育児休暇の取得には前向きではないという意見があるのも事実であることから、取得をしなかったと回答した方からその理由を聞きました。
約30%を占めたのは「パートナーが取得するから」となりましたが、次いで「収入面の懸念」「仕事が手放せない」と、男性が取得を考えるには金銭的な面や今後のキャリアを考えるうえでは難しいと想定される理由が合わせて40%以上と、現状の国内での働き方を象徴するような回答が集まりました。
約30%を占めたのは「パートナーが取得するから」となりましたが、次いで「収入面の懸念」「仕事が手放せない」と、男性が取得を考えるには金銭的な面や今後のキャリアを考えるうえでは難しいと想定される理由が合わせて40%以上と、現状の国内での働き方を象徴するような回答が集まりました。
男性の育休は必要?不必要?
ここまでの調査で、夫婦間ではお互いのライフスタイルを良くする手段として男性が育児休暇をとることで、バランスがとれ充実した家庭生活を送るといったことが想像できそうですが、やはり様々な懸念が拭い去れません。そこで、男性には育児休暇があった方がいいのか、育休取得のためには何が必要かというアンケートとりました。
結果は「許されるなら取得したい」「今後積極的に推進したい」と、合わせて85%もの男女が取得に向けて前向きであるということがわかりました。
また「育児に関する周囲の理解」や「国策としての働きかけ」など、社会全体での理解を必要だとする声が多く上がりました。
まとめ
働き方改革における育児休暇の取得について、まだまだ様々な問題があるようですね。
育児休暇制度が想定以上に浸透していないことであったり、前向きな姿勢ではあっても実際に取得できない方がいたりと、今後の流れの中でどれほど改善されていくのでしょうか。
国として働き方を変えていこうとしている今、企業も個人もなにが自身の生活を豊かにする働き方改革になるのかを考えていかなければなりませんね。
育児休暇制度が想定以上に浸透していないことであったり、前向きな姿勢ではあっても実際に取得できない方がいたりと、今後の流れの中でどれほど改善されていくのでしょうか。
国として働き方を変えていこうとしている今、企業も個人もなにが自身の生活を豊かにする働き方改革になるのかを考えていかなければなりませんね。
【調査概要】
調査内容:男性の育児休暇に関する調査
調査主体:ゼネラルリサーチ株式会社
調査方法:インターネットリサーチ
調査対象:全国20~40代の男女
サンプル:1057ss
実施期間:2019年3月14日~2019年3月15日
調査内容:男性の育児休暇に関する調査
調査主体:ゼネラルリサーチ株式会社
調査方法:インターネットリサーチ
調査対象:全国20~40代の男女
サンプル:1057ss
実施期間:2019年3月14日~2019年3月15日