GW明けは鬱が出やすい?!読むべき本を紹介!

CULTURE
GW明けは鬱が出やすい?!読むべき本を紹介!
2019年のゴールデンウィークは、多くの日本人が経験したことのない10連休となりました。楽しいイベントが多かった反面、例年以上に危惧されているのが、連休明けの「うつ」ではないでしょうか。そこで今回は、日本で100万人以上の患者がいる「うつ病」を知るきっかけとなるよう、ビジネスパーソンやご家族が気軽に読めるコミックジャンルから「うつ・うつヌケ」関連書のランキングを紹介します。

うつ実践書、第3位は?

【3位】『うつヌケ うつトンネルを抜けた人たち』

著者自身のうつ病脱出体験をベースに、うつ病からの脱出に成功した人たちをレポート。うつ病について実体験から知識を学べ、かつ悩みを分かち合い勇気付けられるドキュメンタリーコミックです。

著者:田中 圭一
出版社: 福音館書店
本の通販ストア: https://honto.jp/netstore/pd-book_28235339.html
電子書籍ストア: https://honto.jp/ebook/pd_28284918.html

うつの闇の中でどうしたらわからず座り込んでしまっている…。そんな時に先達として手を取ってともに歩き道を示してくれる本になっています。うつを経験し、そこから脱出した方だからこそ描ける実感にあふれた実践書です…!

貧困のリアル、第2位は?

【2位】『健康で文化的な最低限度の生活 4 (ビッグコミックス)』

福祉事務所に配属された新人公務員・義経えみるは、生活保護に関わるケースワーカーとして日々、奮闘中。うつ病を患っているという26歳の島岡光の担当となり、生活保護の受給のための調査を進める中、島岡の父親に連絡をとったことから事態は急変し…というストーリーです。

著者:柏木 ハルコ
出版社:小学館
本の通販ストア: https://honto.jp/netstore/pd-book_27959086.html
電子書籍ストア: https://honto.jp/ebook/pd_28102252.html

「生活保護」の現場には、日本の最も大きな社会問題である「貧困」の最前線が存在します。
新聞各紙を始めとする様々なメディア・現役ケースワーカーからも絶賛されている、今読むべき【日本のリアル】を是非ご一読ください~!

絶対読んだ方が良い!第1位は?

【1位】『ツレがうつになりまして。』シリーズ
ツレがうつになりまして。/ その後のツレがうつになりまして。 /7年目のツレがうつになりまして。

スーパーサラリーマンだったツレがある日、突然「死にたい」とつぶやいたところから始まります。会社の激務とストレスでうつ病になってしまいました。病気と闘う夫を愛とユーモアで支える日々を描き、大ベストセラーとなった感動の純愛コミックエッセイ。

著者:細川 貂々
出版社:幻冬舎

本の通販ストア:
ツレがうつになりまして。
https://honto.jp/netstore/pd-book_03117358.html
その後のツレがうつになりまして。
https://honto.jp/netstore/pd-book_03117360.html
7年目のツレがうつになりまして。
https://honto.jp/netstore/pd-book_25577940.html

電子書籍ストア:
ツレがうつになりまして。 https://honto.jp/ebook/pd_27237771.html
その後のツレがうつになりまして。 https://honto.jp/ebook/pd_27237768.html
7年目のツレがうつになりまして。 https://honto.jp/ebook/pd_27237773.html

最近は鬱になる人は珍しくないですが、直接闘病の様子を聞く機会はそれほど多くないので、どんな日常なのかを垣間見ることができ新鮮だと思います。作品の中では、大変ながらもユーモアをもって対処しようとしている様子が生き生きと描かれていて、ほのぼのとする場面もあり、救われます。

まとめ

「自分は大丈夫」と思っている人ほど、知らず知らずのうちにストレスを溜め込んでしまっているようです。何事も頑張りすぎず、少しは自分を許してあげることも必要なのではないでしょうか。無理せず、毎日を過ごしましょう。
【調査概要】
調査内容:うつ・うつ抜け関連書籍に関する調査
調査主体:ハイブリッド型総合書店「honto」
調査方法:インターネット調査