【少年・少女マンガ別】令和最初のハロウィン、コスプレで人気No.1だったアニメキャラは?

CULTURE
【少年・少女マンガ別】令和最初のハロウィン、コスプレで人気No.1だったアニメキャラは?
今年は令和最初のハロウィンでしたが、みなさん参加されましたか?
いくつかの報道機関によると、昨年のハロウィン参加者による迷惑行為への反省からか、
今年は一部店舗により飲酒者の来店を禁止・制限する等、より落ち着いた運営を心がけようとする動きが見られました。

実際のところ世の中の人はハロウィンに対してどのような思いを抱いていたのでしょうか。

今回は、株式会社BookLiveが、運営する総合電子書籍ストア「BookLive!」の会員を対象に実施した「“ハロウィン”に関する意識調査」の結果をお届けします。
今年のハロウィンに参加しますか?
参加しない理由について、最も近いものは?
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「今年のハロウィンに参加しますか?」という質問に「はい」と答えた人は2割程(21.6%)でした。「はい」と回答した人の性別の割合は、女性が86.3%/男性が13.7%となり、女性の方がハロウィンへの関心度が圧倒的に高く、男性は低いという結果となりました。

一方で「いいえ」と回答された方に「参加しない理由」についても聞いたところ、
理由の第1位は「イベント疲れ(盛り上がり感が苦手、人混みが嫌など)」(30.8%)、
第2位は「予定が合わない」(24.4%)という回答結果でした。

昨年のハロウィンでは軽トラックの横転事件が起こるなど、昨今、その過度な盛り上がりに警鐘を鳴らす声も増えてきていました。そうした風潮の中、ハロウィンイベントへの参加を敬遠する流れが垣間見える結果となりました。
また、今年はハロウィン当日が平日の木曜日だったことからか、予定が合わず参加を見送った人も一定数いたことが伺えます。

「その他」(9.4%)の理由としては「ハロウィンをするぐらいなら、お盆をしっかり行うべきだと思う(女性・30代)」や、「他国の宗教行事で、日本の文化にそぐわない(男性・30代)」といった日本の文化や風習とハロウィンとのミスマッチを指摘する意見も。

今年のハロウィンはインドア志向?

今年のハロウィンはどこで過ごす予定ですか?
今年のハロウィンは誰と過ごす予定ですか?
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「今年のハロウィンはどこで過ごしますか?」という質問には「自宅」と回答した人が全体の7割弱(67.9%)となりました。「テーマパーク」や「イベント会場」、「飲食店」など「外で過ごす」と回答した人は全体の1割程度(10.1%)となりました。

また、一緒に過ごす相手は「家族」と回答した人が約半数(49.6%)にのぼり、次いで「一人」が24.5%となりました。今年のハロウィンはインドア志向だったことが読み取れます。

参加満足度、「自宅・知人宅でのパーティー」が仮装パレードの2倍以上!?

参加したことのあるハロウィンのイベントは?
最も楽しかったイベントは?
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つづいて、過去にハロウィンのイベントに参加したことがあると回答した人のうち、最も参加率が高かったものは「自宅や知人宅でのパーティー・飾りつけ」となり、次が(東京ディズニーリゾートやUSJなど)「テーマパークでのイベント」となりました。毎年各地で話題となる「仮装パレード(観覧のみを含む)」は3位で32.2%が参加したことがあると回答しています。

一方で「最も楽しかったイベントは?」については、「仮装パレード」は13.0%に留まり、「自宅や知人宅でのパーティー・飾りつけ」「テーマパークでのイベント」が参加率・満足度ともに上位に来る結果になりました。

【少年・少女マンガ別】仮装で人気No.1アニメキャラ

今回の調査では、「ハロウィンで仮装をしたことがある」と回答した人は全体の34.0%でした。
その内、「アニメやマンガのキャラを参考にした」と回答した人は35.5%となりました。

コスプレで人気マンガの1位は、少年マンガでは『進撃の巨人』、少女マンガでは『美少女戦士セーラームーン』という結果になりました。

いずれも過去にアニメ化もした大ヒット作品で、それぞれ特徴のあるコスチュームをキャラクターたちが着用していることからも仮装のイメージがわきやすかったのかもしれませんね。
少年マンガ:『進撃の巨人』(諫山創/講談社)

少年マンガ:『進撃の巨人』(諫山創/講談社)

©諫山創/講談社
少女マンガ編:『美少女戦士セーラームーン』(武内直子/...

少女マンガ編:『美少女戦士セーラームーン』(武内直子/講談社)

©Naoko Takeuchi

まとめ

ここ数年、多くのメディアで取り上げられるハロウィンイベントですが、多くの人は思いの外、冷静に受け止めていることが分かりました。

秋といえば、ハロウィンはもちろんですが「読書の秋」でもあります。
みなさんも好きな本やコミックを読みつつ、もし自分が仮装するならどのキャラクターがいいか、夢想してみるのもハロウィン時の楽しみ方のひとつかも?
【調査概要】
・調査内容 :“ハロウィン”に関する意識調査アンケート
・調査主体:株式会社BookLive
・調査方法:BookLive! 会員に対してアンケートメールを送付。フォームより回答
・調査対象 :過去半年以内にマンガジャンルの作品を購入したBookLive! 会員
・有効回答数:1,099人(20~30代 男女)
・調査時期 :2019年10月11日~2019年10月14日