映画館での鑑賞者数が復調、映画鑑賞率は過去最低に
CULTURE

みなさんは最近、映画館に行きましたか?
インターネットアンケートサービス「NTTコム リサーチ」は、登録モニターの中から全国10代~70代の男女を対象に、「映画館での映画鑑賞」について調査を実施しました。
調査の結果、直近1年以内に映画館で映画鑑賞をした人の割合は40.3%となり、
2015年調査から続いた減少傾向から5年ぶりに40%台に回復しました。
大ヒットを記録した「ボヘミアン・ラプソディ」は、男性では40代50代、女性では50代60代の
鑑賞率が最も高く、「クイーン」の活躍を知る世代が映画館に足を運び、人気を支えたことがわかりました。
インターネットアンケートサービス「NTTコム リサーチ」は、登録モニターの中から全国10代~70代の男女を対象に、「映画館での映画鑑賞」について調査を実施しました。
調査の結果、直近1年以内に映画館で映画鑑賞をした人の割合は40.3%となり、
2015年調査から続いた減少傾向から5年ぶりに40%台に回復しました。
大ヒットを記録した「ボヘミアン・ラプソディ」は、男性では40代50代、女性では50代60代の
鑑賞率が最も高く、「クイーン」の活躍を知る世代が映画館に足を運び、人気を支えたことがわかりました。
映画館での鑑賞率が40%台を回復。映画館以外での映画鑑賞は減少
直近1年以内(2018年5月~2019年5月)に映画館で映画鑑賞をした人(以下「映画館鑑賞者」)は全体で40.3%でした。2015年の調査以降、40%を下回る低下傾向が続いていたなか、5年ぶりの回復となりました。その一方で、映画館以外での映画鑑賞が減り、全ての視聴形態を含めた、映画鑑賞率は70%で過去最低となりました。
「ボヘミアン・ラプソディ」50~60代女性の支持、「アベンジャーズ/エンドゲーム」10代男性を取り込む
昨年最大のヒットとなった「ボヘミアン・ラプソディ」の鑑賞率を性年代別でみると、男性では40代50代で40%弱、女性では50代60代が40%を超えて最も高い結果となりました。また、今年、世界の興行収入の記録を塗り替えた「アベンジャーズ/エンドゲーム」の鑑賞率を、1年前の「インフィニティ・ウォー」と比べると、男性10代の鑑賞率が大きく伸びたことがわかりました。
有料動画配信サービスの利用率は、昨年から1.5倍に伸長
直近1年以内における有料動画配信サービスの利用率は、全体で22.4%となり、昨年から約7ポイント上昇、1.5倍の成長となりました。性年代別に利用率の変化をみると、男性30代、女性10代20代で、15ポイント近く利用率が伸びています。
また、DVDレンタルショップが相次いで閉店していますが、直近1年以内におけるDVDレンタルでの映画視聴率を確認すると、視聴形態を問わず映画を観た人の3割がDVDレンタルで視聴していることがわかりました。特に女性10代の視聴率が高く47.8%となり、約2人に1人がDVDレンタルで映画を観ていることになります。
動画配信サービスが勢いを増している一方、まだまだDVDレンタルでの視聴習慣は根強いものがあります。
また、DVDレンタルショップが相次いで閉店していますが、直近1年以内におけるDVDレンタルでの映画視聴率を確認すると、視聴形態を問わず映画を観た人の3割がDVDレンタルで視聴していることがわかりました。特に女性10代の視聴率が高く47.8%となり、約2人に1人がDVDレンタルで映画を観ていることになります。
動画配信サービスが勢いを増している一方、まだまだDVDレンタルでの視聴習慣は根強いものがあります。
まとめ
有料動画配信サービスが普及し、どこにいても映画作品自体は楽しめるご時世ですが、“映画館”という雰囲気、映像・音響設備の充実さといった付加価値が付いた体験を求める方々は今後も減ることなく多くいるように思われます。自室や通勤時の電車の中で見る映画とは異なり、他のことを気にせず映画作品だけに集中できる映画館でのひと時は、日々の生活の息抜きになること間違いなしですね。
【調査概要】
調査内容:映画館に関する調査
調査主体:NTTコム リサーチ
調査方法:非公開型インターネットアンケート
調査対象:「NTTコム リサーチ」登録モニター10〜70代
サンプル:3,278ss
調査期間:2019年6月7日〜6月11日
調査内容:映画館に関する調査
調査主体:NTTコム リサーチ
調査方法:非公開型インターネットアンケート
調査対象:「NTTコム リサーチ」登録モニター10〜70代
サンプル:3,278ss
調査期間:2019年6月7日〜6月11日