引っ越しの新常識…物件リサーチは半年以上前から準備!?

引っ越しの新常識…物件リサーチは半年以上前から準備!?
新元号「令和」の発表とともに幕を開けた今年の4月でしたが、入学・入社に人事異動など、新生活が始まるタイミングでもあるこの時期、引っ越しを検討されている方も多いかと思います。
みなさん、引っ越しを考える際に、どのような点を気にされているのでしょうか。
今回は、ライフステージごとの住環境の変化も激しい20~30代女性を対象に引っ越しに関する調査結果をお伝えします。

よく利用する賃貸情報サイト1位は「SUUMO」、2位が「HOME`S」

まず、参考にする物件のリサーチ方法を聞くと、55%の人が「ウェブサイト」を利用していました。参考にする賃貸情報サイト1位は『SUUMO(28%)』、2位が『HOME’S(16%)』、3位が『いい部屋ネット(11%)』と、知名度の高い媒体が並びます。「検索のしやすさ」「物件数の多さ」「写真の多さ」などが決め手のようです。
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リサーチ期間は「半年以上前」からが約4割も。内見回数は2、3件が過半数

いつ頃から物件のリサーチを始めたかを聞いたところ、引っ越し予定時期の「3か月前」という回答が最も多く35%、次に「半年前(28%)」という回答が続き、「1年前」という人も10%いました。半年以上前からリサーチをしている人が約4割(38%)もいるあたり、日本人の国民性を感じます。
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一方で、1回の引っ越しで内見をする物件の数は「2〜3軒(50%)」という人が最も多く、1軒だけという人も4%いました。
中長期的によく吟味した上で、「ここかも!」という物件が見つかれば、狙いを定めて吟味している様子が伺えます。

引っ越し業者を利用しない人が過半数以上も

引っ越しの際、業者を利用したかという質問には、「いいえ」と答えた人が59%を占める結果になりました。業者を利用しない理由として最も多かったのは「家族・友人が手伝ってくれた(58%)」という声が過半数を占めました。
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引っ越しは、日ごろの人間関係のありがたみを感じられるタイミングでもあるようです。

引っ越し業者を利用する人には選ぶ基準も確認したところ、「金額(44%)」が1位で、2位が「対応の丁寧さ(24%)」、3位は「スケジュール(10%)」でした。
また、 どこの業者を利用したかも聞くと、「サカイ引越センター(31%)」が最も多い結果となりました。
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引っ越し関連で改善してほしいこと1位は、「敷金・礼金の費用」

最後に、引っ越し関連で改善してほしいことをヒアリングしたところ、「敷金・礼金の費用」が最も多く39%、次に「引っ越し業者にかかる費用(23%)」がランクインしました。
大家さんや引っ越し業者からすれば当然とも思える費用も、3人に1人は不満を抱いている実態がわかりました。
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まとめ

進学や就職・結婚など、ライフステージごとに誰もが一度は経験する引っ越しですが、あらためて、多くの人が引っ越しに対してどのような思いを抱いているのかが分かり、参考になる調査だったかと思います!
【調査概要】
調査内容:引越しに関する調査
調査主体:ミュゼマーケティング
調査方法:インターネット調査
調査対象:全国の20~34歳の女性
サンプル:670ss
調査期間:2019年1月24日~2019年1月31日